ウィッチャー3 プレイ日記10
前回に引き続き、キーラからのサブクエスト「ネズミの塔」の続きです。
呪われたファイク島へ上陸し、幽霊の言葉を聞きながらうろうろしていると、塔を発見しました。
ニルフガード軍から逃れるためにこの塔に移住してきた領主一家でしたが、農民の襲撃により殺されてしまったようです。
塔の最上階の部屋には領主の娘アナベルの幽霊がおりました。
この塔で何が起こったのか詳しい話を「魔法のランプ」を使ってアナベルから聞いてみましたよ。
ある日、村人達がこの塔にやってきて、住んでいた家族達を次々と殺し、金品を奪って行った。父親が雇っていた魔術師アレクサンダーも殺されてしまった。
アナベルは魔術師の研究室に隠れていたが、恋人であるグレアムの呼ぶ声が聞こえたので扉を開けると、農民達がアナベルに襲ってきてドレスを破いた。
魔術師アレクサンダーから「見つかったら飲むように」と事前に渡されていた薬を飲むと、アナベルは意識を失った。
目が覚めると身体が動かず、周りにはネズミの大群がいて、アナベルの身体を生きたまま食い尽くした。
・・・・・・と、なんとも壮絶な出来事があったようでした。
アナベルが飲んだ薬は、どうやら仮死状態になる薬のようですね。
そのおかげで村人達には襲われずにすんだようですが、その薬を飲んだために目覚めてしばらく身体が動かせず、生きたままネズミに食べられて死んでしまうとは、薬を飲んでも飲まなくても惨劇は避けられなかったんですね・・・。
あとこの薬を渡した魔術師アレクサンダーは伝染病の治療の為にこの塔の研究室で人体実験をしていたようですが、村では治療ではなく発生させるほうに関与していると言われていたそうです。
これは治療の研究の為にネズミを伝染病に感染させて実験していたというアレクサンダーの手記があったので、その実験用のネズミのことでしょうね。
そのネズミ達はゲージに入れられていたんですが、地下室を訪れた者達がこのままでは飢えてしまうからと言ってゲージから解放させていたので、それがまずかった・・・。
アナベルは自分を見捨てて逃げた恋人のグレアムを恨んでいるようです。
それが呪いとなってこの島に蔓延しているのでしょう。
「怒りの元であるグレアムを許せば呪いを解けるかもしれない」とゲラルトは言います。
アナベルは「呪いを解けるのは愛の力だけ。私の骨を彼に葬って欲しい」と言い、ゲラルトはその願いを引き受けました。
そして島から出て、グレアムの住んでいる小屋を訪れました。
なんとグレアムはアナベルが毒を飲んで死んだと思っていたようです。
まあ、そりゃそうですよね。村人達もそう思ったわけですし。
ゲラルトがアナベルは眠っていただけだということを教えるとグレアムは大変驚き、あの塔で起きたことを全て話してくれました。
グレアムは身分の低い漁師なので、アナベルの父親からは結婚を反対されていた。
村人達は貴族に奪われたものを奪い返そうと、領主の娘と懇意の仲であるグレアムを利用して中へ入る計画を立て、グレアムもまたそれをアナベルを連れ出して逃げるチャンスだと思って協力した。
しかし実際は村人達は手当たり次第に塔の人達を殺し始め、アナベルにまで乱暴しようとした。
そしてアナベルが毒を飲んで死んだと思い、グレアムは塔から逃げ出したということのようです。
グレアムはアナベルを見捨てて逃げたわけではなく、心からアナベルのことを愛していたのですね。
ゲラルトはグレアムに「まだアナベルを救える。彼女の骨を葬ってやるんだ。愛する者の手で、永遠の眠りにつかせてやれ」と言って、遺骨を渡しました。
グレアムはそれを受け取り、きちんと彼女の骨を葬ることを約束しました。
よし、これで呪いは解決するだろう!キーラの元へ帰るのだ!
と、グレアムの小屋から出て歩き始めると、小屋の中からグレアムの悲鳴が!?
何事ざんすか!と慌てて小屋に引き返すと・・・
なんとグレアムが殺されてるーー!
「死んでいる・・・アナベルはただの亡霊じゃなかった。ペスタだ」と言うゲラルト。
ペスタってなによ!と思ったけど、たぶんこの中にいるモンスターのことなのでしょう。
グレアムの死体の周りにはネズミがたくさんいました・・・。
ペスタとなったアナベルは恨みを晴らしてすっきりしたのか、そのまま消えて成仏したようです。
ていうかいたのならグレアムとゲラルトの会話聞いてなかったんですかっ!?
グレアムはずっと愛していたのに・・・!見捨てて逃げたんじゃなかったのにぃーっ!
これでファイク島の呪いは解けたようですが、なんとも悲しいお話でした・・・。
事の顛末をキーラに報告したら「(ペスタということを)先に気付けなかったの?らしくないわね」と言われてしまいました・・・。
でもファイク島の呪いが解けたということが大事だということで、いい仕事をしたと言ってくれました。
そして引き続きまた頼みごとがあるようですよ!
エルフの魔術師の隠れ家で助けてもらった恩があるとはいえ、ちょっと頼みごと多いですよキーラさん!
今回はここまでです。