シャーロック・ホームズ ー悪魔の娘ー クリア後感想
2016年12月にインターグローより発売されたPS4「シャーロック・ホームズ -悪魔の娘ー」がずっと気になっていたのでプレイしてみました。
シャーロック・ホームズとなって事件を次々と解決していくミステリーアドベンチャーです。
タイトル絵の後ろの人物は、ホームズの助手でおなじみのワトソン君ですね。
ゲームのジャンルはミステリーアドベンチャーですが、ミニゲーム的なアクション要素も結構ありました。
私は事件の推理がしたいだけなんだ!苦手なアクション要素なんていらないんだよ!
と言いたいところでしたが、そんなこちらの心情を開発陣はきちんと分かってくださっているようで、スキップ機能という神機能がありましたよ!
面倒くさい謎解きやアクションなどがスキップできるので、最後までサクサクと進めることができました。サクサクすぎてボリューム不足を感じたほどに!
それぞれ完結した5つのストーリーの事件を解決します。
サブタイトルの「悪魔の娘」というのは5本目のストーリーのことだと思われますが、その5本目のストーリーが一番ボリュームが少なかったのはどういうことか・・・。
話の展開も早すぎてちょっとポカーンな感じでした。
ストーリーに関しては、ちょっと物足りないものがありましたが、謎解きの要素はなかなか楽しめました。
人物を観察して得た特長からその人物像を推察したり
自宅の書庫や机を利用して収集品から新たな手がかりを見つけたりと、謎解きの種類は豊富で楽しかったです。(これらも詰まったときは大体スキップできます)
最後は集めた手がかりを元にロジックを組み立て、犯人を自分の推理で導き出します。
そうして導き出した犯人を有罪にするか無罪にするかの決断もプレイヤーに委ねられるので、慎重に考えなくてはいけないのです。とはいえ失敗したと思ったら後から結論のところだけやり直すことができますが・・・。
自室のクローゼットではTPOに合わせて着替えが必要になることも。
ドレッサーでは髪型やらヒゲやら色々変えることができますよ。こうなると探偵というよりはルパンのような!
アクションはスキップ機能で飛ばせると書きましたが、飛ばせないシーンも時々ありました!!
最初のストーリーで、どこからともなくハンターにバシバシ弓を射られ続け、隠れながら進んでいかねばならないのですが、ゴールが遠くて結構辛かった思い出・・・。
謎解きや推理など探偵的な要素は面白かったし、美しいグラフィックで昔のロンドンを探索できるのも楽しかったので、もしまた次作が発売されたら買いたいとは思いますが、ストーリーのボリュームはもう少し欲しいところですかね。