BEYOND : Two Souls (ビヨンドツーソウルズ)クリア後感想
今さらながソニー・コンピュータエンタテインメントより2013年にPS3で発売され、2015年にPS4でフルHDでリマスター化されたアクションアドベンチャーゲーム「BEYOND : Two Souls (ビヨンドツーソウルズ)」をプレイしました。
開発はあの名作「Detroit: Become Human」や「HEAVY RAIN -心の軋むとき-」を世に送り出したフランスのクアンティック・ドリームということでプレイ前から期待が高まるってもんです。
ストーリー ★★★★★
クリアした感想をまず一言で申しますと、ストーリーが期待以上に面白かった!!
このまま1本の映画としてもかなり楽しめると思うのですが、やはり主人公のジョディとなってその波乱に満ちた生涯を体験できるのはゲームならでは。プレイを進めていくうちにどんどんジョディに感情移入していきました。
幼い頃からエイデンという謎の霊体と共に過ごしてきたジョディ。エイデンが周囲に及ぼす力のせいで友達とも遊べず、孤独で過酷な人生を歩むことになります。
そんなジョディの人生を体験していく中、プレイヤーの選択や行動しだいで出会う人たちとの関係性が変化するのも面白かったです。
キャラクター ★★★★★
エレン・ペイジ演じるジョディは最高に良かったですが、ジョディを取り巻くキャラクター達もとても魅力的でした。
中でも私の推しはライアンです!イケメンです!
あとイケメンとは違うけれどスタンも好きだー。
システム ★★★★☆
最初に物語を時系列に進めるかオリジナルで進めるかの選択があります。
私はオリジナルを選択しましたが、こちらは時系列がバラバラに物語が進んでいくのでちょっと分かりにくい部分もありました。でも「ああ、これであの時ああなったのか」とか考えながらプレイできたり、ストーリーが繋がって全容が見えた時は驚きと喜びがあったりするのでこれはこれでいいなと思いました。
操作は主にジョディと霊体のエイデンを切り替えて行動していくことになります。エイデンの力は驚異的なので、ピンチの時にエイデンを操作できると妙に安心しました。
アクション ★★★☆☆
このゲームのQTEは苦手でした!
ボタンが表示されるアクションは問題ないのですが、自分で判断して操作するアクションが分かりづらくてことごとく失敗しましたよ!これはたぶん私がへっぽこなせいなのだろうと思いますが・・・。
でも失敗してもゲームオーバーになるとかはなく、ジョディがボロボロになりつつも物語は進行していくので助かりました。ジョディには悪いけども!
やり込み度 ★★★☆☆
クリアまでのプレイ時間は10時間程度でしたが、クリアするとチャプターを選んで自由にプレイできるので、1周目では選択しなかったルートを見たり、全てのエンディングを見ようとするとそれなりに時間はかかると思います。スキップ不可だし・・・。
総合 ★★★★☆
グラフィックも美しく、久しぶりにゲームのストーリーにどっぷり引き込まれた良作でした。俳優さんたちの演技も素晴らしい!
以前「HEAVY RAIN -心の軋むとき-」もプレイしたのですが、私はそれより今回の作品のほうが楽しめましたね。まあこれは好みの問題なので人ぞれぞれでしょうけども。
ずっとジョディに感情移入していたので物語のラストは心が揺さぶられました。
アクションよりストーリーを重視したい方にはお勧めな作品だと思います。