ルカノール伯爵 クリア後感想
2018年7月にMerge Gamesより発売されたNintendo Switchダウンロードソフト「ルカノール伯爵」をプレイしました。
セール時に75%OFFだったので買っておいたのです!PC版もあるようです。
2Dグラフィックスのレトロ感満載のアクションアドベンチャーゲームで、おとぎ話の世界に入り込んだような不思議で不気味な雰囲気のある作品です。
残虐でグロテスクな描写もありますが、ドット絵なので大丈夫!
ストーリー
昔々、ハンスという貧しい男の子が、森のそばでお母さんと一緒に暮らしていました。誕生日なのに、ハンスはプレゼントもお菓子ももらえません。怒ったハンスは、家を出ることにしました。お母さんは、おじいちゃんの杖とチーズと3つの金貨を渡しました。冒険を求めて、ハンスは森の奥へ進みます。やがて辺りが暗くなり、怖くなったハンスは引き返そうとしました。しかし、奇妙な精霊を見つけたハンスは、精霊を追って城にたどり着きます。精霊は言いました。簡単な儀式で僕の名前を言い当てれば、莫大な富を継承させてあげる。城に囚われたハンスは、謎と幻想と恐怖でいっぱいの不気味なルカノール伯爵の後を継ぐことができるでしょうか。
<公式サイトより>
こちらが主人公のハンス君です!
可愛い顔してますが、家が貧乏なことにキレて家出してしまう困った子です。
貧乏でごめんよ・・・。でもそんなこと言ったらママが可哀想だぞ!
苦労して育てたのにまったくこの子ときたら!!
しかしこんな捨てゼリフを吐いて出て行くハンスなのに、ママは寛大で優しいのです。
大切な杖や食べ物をハンスに持たせてハンスの旅立ちを見送るのでした。
家を出ると道中に困っている人物や動物がいたので、ママからもらった貴重なアイテムを惜しげもなく差し出しました。ママには厳しいが見知らぬ他人には優しいハンス。
ある城へと辿り着いたハンスは、そこで謎の精霊の名前当てにチャレンジすることになります。正解したら城主であるルカノール伯爵の後継者になることができるとか!
しかしこの名前当てが大変でした!この名前当てこそがこのゲームのメインとも言える感じなのでそりゃ大変にもなるってもんです。
城内を探索するわけですが、各部屋に罠や怪物がいたりするので油断すると死んでしまいます!
死んでしまうとゲームオーバーになって最後にセーブしたところからやり直しになってしまうのですが、そのセーブも庭の噴水にいるカラスに金貨を渡さなくては出来ないのです。
探索で手に入れられる金貨には限りがあるので、あまり小まめにセーブすると金貨が無くなって肝心なところでセーブできなくなってしまうという・・・。
セーブするタイミングを自分で判断する必要があるのです。この不便さがまた良い感じに緊張感を高めてくれました。
その後もあらゆる試練を潜り抜け、そしてエンディングを迎えることになるのですが、エンディングはマルチエンディングとなっております。
私が見たエンディングは全部で4種類でした。他にもあるのかは謎ですが、とりあえず私が見た各エンディングの到達方法を白文字で書いておきます。
(※反転させると文字が見えます)
①そのまま椅子に座る。
②魔法の指輪で伯爵が偽者と見破ってから椅子に座る。
③魔法の指輪で伯爵が偽者と見破ってから椅子に座らず出て行き、まっすぐ家に帰る。
④魔法の指輪で伯爵が偽者と見破ってから椅子に座らず出て行き、途中で城に寄り、隠し財宝を持って家に帰る。
以上の4つですが、④が一番良いエンディングと思われます。
ボリュームは少ないけれど、何度も死んでやり直したせいかクリアまで時間かかってしまいました。それでも10時間程度でしたが。
そんなわけで若干のボリューム不足は感じましたが、スリルがあってゲームとしてはとても面白かったです!