Detroit: Become Human(デトロイト)プレイ日記②
人間のアンドロイドに対する扱いがひどすぎて段々しんどくなってまいりましたヨ。
人とアンドロイドが仲良く共存する世界は難しいのだろうか。世の中こんなにひどい人間達ばかりではないと信じたい・・・。
ということで前回のプレイの続きをまたキャラ別にまとめました。
マーカス
アンドロイドの廃棄場で「ジェリド」を目指せと言われたので、アンドロイドにしか分からないメッセージを辿りながらジェリドへ到着。
そこには変異体に覚醒したアンドロイド達が奴隷生活から逃げてきて、たくさん集まっていました。中には車に縛られて引きずられるという人間のひどい遊びに使われた瀕死のアンドロイドもいました。辛い・・・。
女性型アンドロイドのノースさんもいました。めちゃくちゃ美人でスタイルも素晴らしい!こんな魅力的なアンドロイドが登場しちゃったら人類存続の危機じゃないですか。
ちなみにノースさんに今までの仕事を尋ねたら激おこになってしまいました。触れてはいけない部分に触れてしまったようだ・・・。
ジェリドは隠れて暮らすには安全な場所だけれど、欠損した部品やブルーブラッドを補充できないため、皆ゆっくりと死んでいくのだといいます。
無いなら奪えばいいじゃない!!ということで、新参者ではありますがマーカスがリーダーとなってアンドロイドを製造しているサイバーライフ社の倉庫へ必要な部品やブルーブラッドを大量に盗みに行きました。
計画は成功し、 ジェリドのメンバー達の信頼を得たマーカス。
次はテレビ局のスタジオを占拠し、アンドロイドの自由と権利を訴える計画を立てました。アンドロイドによる革命が始まったわけですね。
仲間達と共にTVタワーに侵入し、最上階のスタジオへ。
仲間のジョッシュは殺人反対派ですが、ノースさんが可愛い顔してとんでもない過激派でして、「目的のためなら二人くらい構わないわ」とか言ってくるんです。よっぽど人間を憎んでいるのでしょう・・・。
スタジオを占拠し、皮膚を消してからアンドロイドの自由と権利をTVカメラに訴えるマーカス。
訴える内容を選択肢から決めていくんですが、これが何ともひどい結果になってしまいました・・・。求めるものの選択肢に「生産」というのがあって、どういうことだろうと思って選んでみたら、アンドロイドがアンドロイドを自由に生産する権利を求めてしまったー!!そんな人類が滅びそうなこと私は望んじゃいないんだよ!ただ奴隷みたいなひどい扱いをやめて優しく接して欲しかっただけなのに・・・!!
まったく本意じゃない展開になってしまった・・・それ以前にスタジオから逃げ出そうとした男性を射殺してしまったのでもうダメダメすぎる。世論も大ブーイングですよ。
一番辛かったのが銃で撃たれて足が動かなくなったサイモンを置いて立ち去らねばならなかったことです。過激派のノースは殺すよう言ってくるんですが、どうしてもそれは出来なかった・・・。ごめんよサイモン・・・。
カーラ
逃走中のカーラとアリスですが、通りすがりのアンドロイドにここに行けば助けてもらえると教えてもらった屋敷にやってきました。
屋敷にはズラトコという初老の男性が住んでおり、カーラ達を屋敷に迎え入れてくれたのですが、これがとんでもないマッド・サイエンティスト野郎だったのです。
助けを求めて訪れた変異体のアンドロイド達のメモリーを初期化して売りさばいたり、実験に使ったりしているという。カーラも危うくメモリーを初期化されるところでしたが、何とかアリスを連れて逃げ出すことに成功。
実験道具にされてひどい目にあったアンドロイド達を牢屋から解放すると、彼らはズラトコに襲いかかるのでした。
屋敷では悪いことばかりではなく収穫もありました。
ズラトコに仕えていたルーサーというアンドロイドが変異体に覚醒し、カーラとアリスを守り、安全な場所へ連れて行ってくれることになったのです。頼もしい仲間が増えた!
そうしてカーラとアリスとルーサーの3人は、一晩泊まれる場所を求めて遊園地の廃虚へとやってきました。
「ニーア・オートマタ」でもありましたが、アンドロイドと遊園地廃墟の組み合わせは何ともいえない退廃的な美しさを感じさせますな・・・。
泊まれそうな建物を見つけ、穏やかなひと時の安らぎに浸っていると、突然窓ガラスを割って大勢のアンドロイド達が部屋に押し寄せてきたーーー!
彼らは廃園した時に置いていかれたジェリーというアンドロイド達で、たまに人間がいたずらしにくるから様子を見にきただけだと言います。・・・登場の仕方おかしいから!!ゾンビの集団が襲撃してきたのかと思っちゃったから!!窓ガラス割って入ってこないで!
ジェリーはアリスが悲しそうな表情をしているのを見ると、アリスを外へ連れ出し、メリーゴーランドを動かしてくれました。ジェリーいいヤツだった。
メリーゴーランドの乗り物が馬じゃなくてタツノオトシゴなのが気になりますが、アリスが初めて笑顔を見せたので良し!このシーンはとても良かった。
人間の非道さとアンドロイドの優しさの対比がすごいので、どうしてもアンドロイド寄りの感情になってプレイしてしまいますね。
コナー
「エデンクラブ」というアンドロイドの風俗店で事件が発生し、ハンクとコナーは捜査へ赴きました。
その風俗店にはマーカス編に登場したノースさんと同じ容姿のアンドロイドもおりました。きっとノースさんもこのような仕事をさせられていたのでしょう。
被害者は客として来店した人間の男性。
捜査をしているうちにこの男性がプレイ中に相手のアンドロイド女性を何度も殴り始め、それを見ていたもう一人のアンドロイド女性が次は自分の番だという恐怖から変異体に覚醒し、男性を絞殺したことが分かりました。
まったくどいつもこいつもといった感じで、変異体絡みの事件には必ずといっていいほど人間側の理不尽な暴力が発端となっています。
しかしながらその人間の暴力もアンドロイドにより失業したという鬱憤が原因となっていることも多く、問題の根は深い・・・。
犯人の女性アンドロイドを追い詰めましたが、見逃してあげることに。ハンクに怒られるかと思いましたが、ハンクもこの結果に満足したようで意外でした。
ちなみに一緒にいるもう一人の女性アンドロイドとは恋人関係のようです。アンドロイド同士にも愛情は芽生えるのだ。
その後、コナーとハンクはマーカス達が占拠したTVタワーの捜査へ。
屋上に行けば置き去りにされたサイモンがいたはずなんですが、キッチンにいたアンドロイドを尋問している間に屋上を捜査するタイミングを失ってしまいました・・・。またしてもやらかした選択ミス!
サイモンの安否やいかに・・・。
「rA9」とは
3人の主人公全てのストーリーにちょくちょく「rA9」という言葉が登場します。
変異体となったアンドロイドが全員、壁に無数に書き残している謎の言葉。
前回廃屋でカーラ達を匿ってくれたラルフも所有者を殺し、この文字を壁に書き殴っていましたが、カーラに「rA9とは何?」と尋ねられても「分からない」と答えていました。
そんな「rA9」の謎が今回、カーラ編のルーサーによって少し明かされました。
「最初に覚醒する存在。いつの日か立ち上がり仲間を率いて俺たちを解放する」
だそうです。
それってつまり今回のマーカスのような!マーカスが「rA9」なのか?
ストーリーを進めればさらに謎は解明されるのでしょうが、精神的に追い詰められた変異体達がそのような存在に無意識のうちに救いを求めて壁に書き殴っていたのだとしたら、なんだか悲しい。
今回はここまでです。