キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス プレイ雑記③
キングダムハーツ 358/2 Days
今回はPS4「キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス」に収録されている3番目の作品「キングダムハーツ 358/2 Days」の記事です。
2009年5月にニンテンドーDSで発売され、PS3・PS4でHDリマスター版となりましたが、この作品はまだ一度もプレイしたことがなかったので、楽しみにしておりました。
さっそくプレイ開始!とスタートしたものの、長いムービーがいつまでも続く・・・!?
調べてみたところ、ニンテンドーDS版では戦闘などもあったようですが、今回は映像作品としてストーリーだけをHDリマスターとしてリメイクしたようですね。
6作品続けて戦闘も疲れるので、中休み的にこのリメイクはとても有り難いと感じました。
撮影禁止だったので文字だけになりますが、ストーリーの覚え書きです。
・ハートレス・・・心が闇に飲み込まれるとハートレスという闇の魔物になる。
・ノーバディ・・・強い意志を持つ者がハートレスになると、その抜け殻がノーバディとなって誕生する場合がある。
・XIII機関・・・ノーバディの中でも特に強い意思を持ち、特別な力を持つ集団。人間の姿をしているが、心はない。ゼムナスをリーダーとし、世界の心である「キングダムハーツ」を手に入れて心を持つ完全な存在となって強大な力を手にいれるという目的を持っている。
ソラのノーバディである少年ロクサスが主人公(1作目でソラがハートレスになった時があったので、その時に誕生したと思われる)
ロクサスはXIII機関の13番目のメンバーとして、教育係であるアクセルと共に任務を日々こなしていた。
ロクサスとアクセル、そしてXIII機関14番目の新メンバーの少女シオン(ロクサスと同様にシオンもまたキーブレードを扱える)の3人は任務が終わったあとトワイライトタウンの時計台でシーソルトアイスを毎日一緒に食べ、友情を深めていく。
しかしシオンはXIII機関によってキーブレードの力を利用するために作られたソラのレプリカだった(かつて忘却の城でヴィクセンがリクのレプリカを作ったのと同じ)。
シオンはロクサスを通じてソラの記憶や能力を吸収していく。
ある日、シオンは黒いコートを身に纏っているリクに出会い、自らの正体について忘却の城で調べて知り、苦悩する。
やがてシオンがロクサスから力を吸収するつれ、ロクサスの力は弱っていき、XIII機関のゼムナス達はキーブレード使いとしてシオンを残してロクサスを処分しようと計画する。
その計画を知ったシオンは、ロクサスを助けるためにナミネの元へ行く。
カプセルの中で眠りについたまま目を覚まさないソラを目覚めさせるには、シオンとロクサスが消滅して記憶をソラの元に戻さなくてはならない。
シオンはロクサスに戦いを挑み、自らの望み通り消滅し、シオンに関する記憶は周囲の人々の中から失われる。
ソラを目覚めさせるためにリクはロクサスに戦いを挑み、激戦となるが、自らの心の闇を解放したリクにロクサスは破れる。
その後、トワイライトタウンで目覚めたロクサス。しかしそれはもうXIII機関のロクサスではなく、トワイライトタウンで暮らす一人の少年だった。
ざっくり書くとこういった感じですが、じっくりと映像で観るとロクサス・シオン・アクセルの3人の友情がとても切ないんですよ。
シオンとロクサスの辿る運命はとても悲しいんですが、全てを知っていながら2人のことを大切な親友だと思って一緒に過ごしているアクセルの気持ちを考えると、もうたまらなく切ない気持ちになります。
ノーバディは心を持たないというけれど、記憶から感情に似た気持ちを持つようです。
なのでアクセルがロクサス達を大好きだと思う気持ちも、失ったら悲しいという気持ちも確かに存在するはず・・・。
この作品のストーリーは次の「キングダムハーツ2 ファイナルミックス」に続く重要なストーリーです。
以前、この作品を知らずに「キングダムハーツ2」をプレイしたので、全く意味が分からなくて困惑した記憶があったのですが、いろいろとキャラクターの背景を知ることが出来たので、再びプレイするのが楽しみです。