新生「ゴッド・オブ・ウォー」 プレイ日記⑨
今回はネタバレを大いに含むストーリークリアまでの記事となります。
ご注意ください!しかも長いときたもんだ!
ヨトゥンヘイムへ
ここのところ探索に明け暮れていましたが、とりあえずサイドクエストと宝の地図をコンプしたのでストーリーを再開しました。
ドワーフのサイドクエスト「王に敬礼を」をクリアすると、現時点で最強と思われる鎧の作成が可能になりました。シンドリ製とブロック製の2種類あるので、どちらを装備するか悩みましたが、上半身をブロック製、肩と下半身をシンドリ製にしてみました。本音を申せば全てシンドリ製でいきたかったのだけれども、やはり兄弟良く両方採用しておかねばと・・・。
ストーリーはいよいよヨトゥンヘイムへ向かおうというところですが、それにはミーミルの左目も必要なのだとか。しかしミーミルの左目はオーディンに奪われてしまい、どこにあるのかさっぱり分からないと言います。
ようやくヨトゥンヘイムへ行けると思ったのに、まだ行けないとはっ!
もしかしたらドワーフの兄弟が何か知っているかもしれないということで、ドワーフの店へ向かうことに。
ブロックとシンドリにミーミルの片目について尋ねてみると、以前オーディンからミーミルの片目を材料にしてトール像を作って欲しいと頼まれたのだそうです。二人はその頼みを断ったようですが、オーディンはどうにかしてトール像を作ったのだとか。
そのトール像、このあいだヨルムンガンド様がパクリと食べてしまったのでは・・・?!
というわけで、ヨルムンガンド様にトール像についてお伺いしてみましたところ、まだお腹の中に残っているから、口の中に入って探してもよいとのこと。
ヨルムンガンド様の腹の中に入るんですかっ!!ヨルムンガンド様のことは大好きですが、それはちょっとどうだろう・・・。
ヨルムンガンド様も乗り気ではないのに、口を開いて待っていてくれているので、やはり行くしかないようです。小舟に乗ったまま口の中から失礼しますよ。
お腹の中を進んで行くと、目的のミーミルの片目を発見。
元の道を戻って体内から出ようとしていると、突然ヨルムンガンド様がひどく揺れ出しました。どうやら何者かに攻撃を受けているらしい!急いで助けなくてはっ!
外へと吐き出されると、目の前にはヨルムンガンド様が倒れる姿が・・・!いやーー!!
一体誰がこんなひどいことを!!犯人は大体想像つくけれども!
そこへフレイヤが息子を探していると言って現れました。息子というのはバルドルですね。
噂をすれば・・・やってきましたバルドル。ヨルムンガンド様を攻撃したのも彼です!
バルドルは自分を不死身の体にした母フレイヤを恨んでいるので、フレイヤを殺そうとしますが、それをクレイトスは「復讐の道は歩むな」と言って止めます。
すると案の定、バルドルと戦闘が始まるわけですが、不死身なのですぐに体力を回復してしまい倒せません!
クレイトスを守ろうと立ちはだかるアトレウスをバルドルが掴んで投げ飛ばしたその時、アトレウスの矢筒のヤドリギがバルドルの手に刺さりました。
するとなんとバルドルにかけれていた不死身の魔法が解けて、バルドルの体に失われていたあらゆる感覚が戻ってくるのでした。ヤドリギがバルドルの弱点だったのだ!!もう不死身じゃなくなった!!
以前、シンドリから貰ったヤドリギの矢をアトレウスが持っているのを見たフレイヤが、「呪われている」と言って恐ろしい剣幕で取り上げたのはそういうことだったんですね。(しかしその後もアトレウスはそれを矢筒の紐に使って持ち歩いていた)
つまりフレイヤは元の体に戻す方法を知っていたわけですよね。息子自身が元の体に戻ることを渇望していることを分かっていて、フレイヤも自分のした過ちを悔いていたはずなのに戻さなかったのは、息子の気持ちより、息子を失いたくないという自分の気持ちをずっと優先し続けていたということでしょうかね・・・。
ともあれ、元の体に戻ってよかったな!バルドル!さっそく宴会でもするか!
というわけにもいかず、やっぱりその後も戦闘になるわけですが、戦闘中に痛みや寒さを感じては歓喜するバルドル・・・事情を知らなければただのドMのよう。
フレイヤが巨人を操って戦いをやめさせようと邪魔してくるのですが、これが大きさの割りにたいした邪魔になってなかったので、普通に魔法を使って止めたほうが効果的だったのではないかと思いました。
しかしバルドルをボコボコにしていると、フレイヤが巨人の口から吹雪を吐き出してきまして、これはヤバイということに。その時、アトレウスが「いい考えがある」と言って、なにか分からない言葉を叫びました。
するとなんと死んだと思っていたヨルムンガンド様がきて助けてくれました!ヨルムン!生きてた!良かった!!
アトレウスはヨルムンガンドの言葉をいつのまにか習得してたんですね。天才か。
その後、バルドルにとどめを刺そうとしとしましたが、アトレウスに止められ、クレイトスはバルドルを見逃すことに。
しかしフレイヤに対する恨みが深いバルドルはフレイヤを赦さず、フレイヤもまた「それであなたが満足するなら」と息子に殺されることを受け入れました。
バルドルがフレイヤの首に手をかけ、絞め殺そうとしていると、クレイトスがそれを止めます。
「お前には関係ないだろ」と言うバルドル。まったくもってその通りなんですが、クレイトスは「ここで連鎖を断ち切る。我らは乗り越えねばならん」と言って、バルドルの首をポッキリとへし折りました。クレイトスも父を殺したので、そういう親殺しの連鎖という意味なんでしょうかね?
雪の冷たさを感じながら、ついに息を引き取るバルドル。
バルドルは確かに不死身でいるよりは死を望んでいたけれど、こんな形で死んでしまうのはなんだか私としては釈然としないものが残りました。
バルドルを殺したことで、フレイヤに恨まれ、数々の呪いの言葉を浴びせられる始末。
クレイトスはアトレウスに自分がスパルタの出身で、神に魂を捧げて取引し、多くの命を奪ってきたことや父を殺したことなどを話しました。そして「過去の私と違う道を歩め。乗り越えるのだ」と言うのでした。
母の遺灰
今度こそヨトゥンヘイムへ行きますよ。
ミーミルの眼によってヨトゥンヘイムへの扉がついに開かれました!
ヨトゥンヘイムへとやってくると、ミーミルが「腐りかけの首が雰囲気をぶち壊しちゃたまらんじゃろ?わしはここで待っているから二人きりで行って来い」と気を利かせたことを言いました。
そこへブロックとシンドリ達が見送りにやってきてくれたので、戻るまでミーミルを預かってもらいました。ブロックはミーミルの首で何かいろいろと実験したいみたいなので心配ですが・・・。
山頂を目前に、「もう何も隠すことはない」と言って腕を包んでいた包帯を解くクレイトス。
ヨトゥンヘイムの世界に巨人の姿は見つかりませんでした。滅んでしまったのか・・・。
進んで行くと壁画があり、そこにはリヴァイアサンを手にしたアトレウスの母が巨人達と話している姿が描かれていました。母上は巨人だったのだ!
他にもアトレウスやクレイトス、そしてヨルムンガンド様やバルドルなどの姿もあり、それはまるで今回の一連のストーリーそのものが描かれているようなのですが、これは一体どういうこと・・・!?予言!?
アトレウス:「これ全部僕たちの物語だ」
クレイトス:「いいや、お前の物語だ」
アトレウス:「でも一体どういうことだろう」
クレイトス:「母親にも秘密があったということだ」
だから一体どういうことーっ?
もしかしてこの世界では時がだいぶ経っていてこれまでのことは過去の出来事とか?過去の出来事なのか予言なのか教えてくれい!
母上はこの絵を見せるために、ここに来させたのだろうということです。何か考えがあってのことでしょうが・・・。よく分からぬ!!
アトレウスは気づかなかったけれど、布に隠れてもう一つ壁画がありました。アトレウスの膝の上で倒れているクレイトス、蛇のようなものが口に入っています。これから起こることなのかも知れませんが何だか不吉な画ですな・・・。
山頂から二人で一緒に遺灰を撒きます。この為にここまで長い旅をしてきたのだ!
流れる音楽は火葬の時と同じで歌で、これはきっと母フェイの歌声なのでしょう。
山頂からは巨人達の多くの屍が見えました。やはり巨人はもう滅んでしまったのですね。
アトレウスは母である巨人フェイと父である神クレイトスの血を合わせ持つ子ということになります。そしてクレイトスは神になる前は人間だったので、人間でもあるということに。
フェイはアトレウスが生まれる時、「ロキ」と名付けていたそうです。アトレウスはあの有名な神ロキだったのだ!
ちなみに「アトレウス」というのはスパルタの戦士の名から取ったもので、その人は最悪の時でも笑顔を絶やさず、人間性と優しさを失ってはいないと気づかせてくれた偉大な戦士だったのだそうです。
ミーミルの話によると、ヨトゥンハイムでは思った以上に時間が過ぎていたようです。そしてバルバドルが死んだときに降り始めた雪はラグナロクの始まりなのだとか・・・。長き3度の冬が訪れ、大雪が降ったあと、世界が終わるというラグナロク。その日が近いというのです。
こりゃさては恐らく次作があるな?!あってほしい!
これでひとまず旅の目的を果たし、ストーリーは終わったわけですが、ここからはアトレウスと二人でこれまで行けなかった世界を探検します。
家に帰るとエンディングになるようなので、探検をひと通り終えてから戻ってみようかと思います。
クリア後という形で記事として次回が最後になりそうです。