二ノ国II レヴァナントキングダム プレイ日記⑧
第8章 父の国
秘密の地下道を通って、ついにやってきましたエバンの母国ゴロネール!
街の雰囲気は平和そうですが、ニャウ族の姿は見当たりません。ロウアンの情報によると一部のニャウ族は地下のスラムに追いやられているのだとか。
まずは街にいるマーウ族に話を聞いてみます。
マーウ族はチューダイン政権を歓迎していることが分かりました。それまでマーウ族はニャウ族にひどく虐げられていたので、チューダインのおかげで逆転できたといった感じです。この国には差別問題がずいぶん前からあったのですね。
エバンはこのことを今まで全く知らなかったようで、ひどくショックを受けているようでした。
街の中で隠れていたニャウ族のハイドさんから、旧ゴロネール地下水道を通ってスラムに行けるとの情報を得たので、そちらへ向かいます。
地下水道は広いダンジョンになっていて、モンスターがうじゃうじゃおります。こんなところをニャウ族たちは通っているのか!
制限時間内にすべての燭台に火を灯さなければならない仕掛けがあったり、襲われているニャンコを助けるためにアトモスクイーンとのボス戦があったりしましたが、ようやくニャウ族のスラムに到着!
さっそく話を聞いてみますと、街に行くとニャウ族というだけで虐げられるので暮らせず、しかしここではフカフカのパンもカビカビのパンになってしまうそうで、早く普通の暮らしに戻りたいとのこと。
エバンは「チューダインのやっていることは正しいとは思わない、これじゃただの復讐だよ。僕はこれを見過ごしたまま約定を結んでいいとは思えないよ」と言います。
そして「チューダインを倒さないとゴロネールに平和はこないよ」と、殺る気満々のエバンですが、ロウランは「お前の親父さんは人を見る目がないやつだったのか?」と問い掛けます。
なぜ父がチューダインを自分のそばに置いたのか・・・エバンは「ごめん、ちょっとひとりにしてほしい」と言って去って行きました。
ひとりでチューサインの像を見つめながら思い悩むエバン。そこへ侍女のラティエさんがやってきて、エバンの父ラウゼオのことを話してくれました。
ラウゼオはマーウ族への差別を和らげようと手を尽くしていた初めての王だそうです。マーウ族であるラティエが侍女となれたこと、そしてチューダインが大臣に選ばれたこと、それらはラウゼオ以外の王では考えられなかったことだと言うラティエ。
しかしチューダインはそれらのことをマーウ族を操るためにやったことだと誤解しているのですね。
ラティエは「エバン様の目でラウゼオ様の真意を見てもらったほうがいいですね」と言い、ラウゼオの手記が「王家の墓」に納められていることを教えてくれました。
エバンは仲間達と合流し、父ラウゼオの気持ちを確かめるために「王家の墓」へ行くことにします。
そして「ラウゼオの手記」発見!さっそく読みましょう!
ラウゼオ様はライオンだったんか!!そりゃライオンもネコ科ですけども!
確かエバンはニャウ族とジン族のハーフでしたよね。まさしく「美女と野獣」のようなカップルじゃないですか。
「お前の決意に満ちた目を見て私は確信したのだ。 お前とならマーウ族とニャウ族の確執を埋めることができると。私の想いはあの頃から変わっていない。チューダイン、お前ならきっと・・・」
とチューダインを心の底から信頼するラウゼオの言葉が手記には記されていました。
ひとまずエバン達はエスタバニアへ戻って、チューダインと話す機会を待つことに。
そんなある日、ゴロネール王国から、エスタバニアと友好関係を結びたいから「王家の紋章」を持ってゴロネール王国へおいでという内容の手紙が届きました。
これは罠だと知りつつも、堂々とゴロネール城へ行ける絶好の機会には違いないので行きますとも!
そしてついにチューダインとの対面。
「ブラハバンの約定」の話をしようとすると、横からけしかけてくる大臣のダリシン。お前が黒幕だということはお見通しだ!!
「ニャウ族とマーウ族の争いはここで終わりにしようよ!」と言うエバン。
しかし「お前みたいなお坊ちゃんに何がわかる。我々の長きにわたる一族の屈辱、忘れた日など一度もない」とチューダイン。マーウ族の恨みは深いのであった・・・。
そしてチューダインは国王自ら剣を取ってエバン達を殺そうとしてくるじゃないですか。この炎の剣、とてもかっこよかったです。欲しいです。
戦闘後「チューダイン!これ以上、君と戦いたくない!いや、僕たちは戦っちゃいけないんだ!」とエバンは言います。
するとまた「その者たちを殺さねば、我々マーウ族に真の自由は訪れません!」とチューダインをけしかけるダリシン。
その言葉を受け「ニャウ族は皆殺しだ!」とチューダインが守護神ベルガシンを呼ぼうとしたしたその時・・・
ハムナルきたーーー!!チューダインの体から神玉旋を抜き取るハムナル。
そしてハムナルの元へ駆けつけるダリシン。ハムナルの手下となっていたのだな!
ここでようやくチューダインは、ラウゼオに利用されていたというのはダリシンの嘘だったということを知りました。
ダリシンがハムナルに褒美をせがむと、ダリシンはハムナルに魂を抜かれた抜け殻状態にされてしまいましたよ。
前王ラウゼオもチューダインもハムナルの魔瘴気に屈しない心の強さを持っており、よくやく効いたのが下っ端のダリシンだったということですが、下っ端にしてはダリシンはハムナルにとって十分な働きをしたのではなかろうか・・・。
ハムナルが去ると、守護神ベルガシンが破壊神と化して襲ってきましたよ。
でもだいじょうぶ!きっとまた「守護フニャ」が現れてなんとかしてくれるはず!
しかし、今回の戦闘では「守護フニャ」よりもチューダイン様のほうが頼もしかった!
「私が守ろう!全員急いでこっちへ来るんだ!チュウウゥ!」
戦闘が終ると、チューダインはエバンに「私を殺すがよい。貴様にはその権利がある。私がラグゼオを殺したようにな」と言いました。
それに対し、エバンは「もうこんなことは終わりにしよう。この国はまだやりなおせる。みんなが手を取り合える未来があるはずだ。父上だってあなたのことを信じていたんだよ」と言って「ラウゼオの手記」をチューダインに渡しました。
手記を読み、ラウゼオの気持ちを知ったチューダインの涙が零れ落ちると、なんと手記が光り、目の前にラウゼオの姿が・・・!
生き返ったわけではなく、幽霊なんですね。
驚きながらも、ラウゼオに跪くチューダイン。
「どちらかが支配するという形ではなく、共に手を取り合う日が必ずくることを信じている。それをチューダイン、お前に託したい」と言うラウゼオに、チューダインは「なぜですか!なぜ、あなたを手にかけた私を信頼されるのです?」と問い掛けます。
するとラウゼオは「私は常にお前を信頼していたぞ。それはいまも同じだ」と答えるのでした。
そうしてラウゼオはチューダインに愛するゴロネール王国を託すと告げ、チューダインもそれを受け止めるのでした。
ここまでずっとラウゼオはチューダインにしか話しかけておらず、息子であるエバンのことはガン無視ですよ。「ラウゼオの手記」もチューダインのことばっかりだし・・・チョットアナタ!チューダインと私とどっちがダイジなの!?ってエバンはきっとハンカチを噛み締めたい気持ちなんじゃないかと思うんですよ。
そんな空気を察したのか、消える前にラウゼオはエバンを見つめ、二人は無言で頷き合うのでした・・・。そうだ!言葉なんていらないんだ!(いや、でもやっぱりひと言くらいかけてあげて!!)
「新しく生まれ変わるゴロネール王国と約定を結びたい」というエバンの申し出を受け入れるチューダイン。
これでついに全ての国と約定を結びました!二ノ国を平和に統一することができた!
これで8章は終わりです。今回のラウゼオとチューダインの話は結構感動しました。ここまでのストーリーの中で一番良かった気がします。
いよいよ次が最終章となりそうなので、放置していた進軍クエとかいろいろ片付けておかねば!