ウィッチャー3 プレイ日記59 DLC 無情なる心⑤
前回の続きです。
ボルソディの金庫室で手に入れた<マクシミリアン・ボルソディの家> の箱をオルギエルドに届けに行きました。
オルギエルドに書類はどこにあるのかと尋ねられたので「金庫室に置いてきた。お前は<家>を望んで、<家>を手に入れた。中身の話は知らん」と答えると、オーディムと同じくらいずる賢いと言われてしまいました。
オルギエルドは書類を病院に渡るようにし、ボルソディを路頭に放り出して復讐したかったと言いました。
以前、オルギエルドの家族は負債を抱え込んでいましたが、数週間あれば立ち直れるはずでした。しかしホースト・ボルソディが債権者となって全額即時返済を要求してきたそうです。
オルギエルドはホーストに嘆願したけれど聞いてもらえず、父の剣や母のデスマスク、弟の馬具など家族の思い出の品が競売で売られていったとのこと。
その後、婚約者だったイリスの両親が、オルギエルドの家族の不幸の話を聞き、婚約を解消させて海の向こうから来た男を相手に選んだそうです(カエルの王子のことですね)。オルギエルドは怒り、酒場で荒れているところでまずい相手に助けを求めてしまい、そこから最低な出来事が起きたのだと言います。
その助けを求めたまずい相手というのがオーディムなんでしょうね。
オルギエルドの過去話を聞き終えたところで、ゲラルトは3つ目の願いを尋ねました。
オルギエルドは中々答えようとせず、ゲラルトを酒に誘ったりしましたが、ゲラルトがそれはこの仕事が完了したときだと言うと、オルギエルドは「それは無理だ。成功すれば俺はおしまいだ。失敗すればお前は戻らない」と言うのでした。
そしてオルギエルドはようやく3つ目の願いを教えてくれました。
それは妻に最後に会った日に贈ったスミレ色の薔薇を持ってきてくれというものでした。
オルギエルドは結婚してたんですか!?
奥さんの居場所を尋ねると、マーティン・ヒューレ農園の東とのことなので、そちらへ向かいます。
ある結婚の風景
屋敷の前に着くと、一人の男が屋敷に向かって誰かを呼んでいました。
その男は、長年空き家になっているこの屋敷に眠っている貴重品を仲間と一緒に盗みにきたそうですが、扉を開けに行ったきり仲間が戻ってこないのだと言います。
不自然な霧が屋敷の周囲に立ち込めており、黒いフードの男が屋敷の庭をよぎるのが見えました。ゲラルトは相棒を探してやると言って男を帰し、黒いフードの男が何者なのか確かめに行きます。
ウィッチャーの感覚を使いながら広い庭園を調べていると、裏庭で先程の黒いフードの男が穴を掘っていました。そのそばには探していた泥棒の相棒の亡骸が・・・。
黒いフードの男がゲラルトを見て、フードから顔を出すと・・・
顔がなかったーー!
そして顔なしと戦闘になったんですが、強いうえに途中で回復するので、倒すのに時間がかかりました。
ゲラルトが倒した顔なしの死体を調べ、「目と鼻がない、内臓は変形している・・・生きていたなんて信じられん」とゲラルトが言うと、そこへ黒猫がやってきて「まあ・・・『生きていること』の定義は、哲学者が論争中だけどね」と言いました。
猫がしゃべったーー!!黒猫のそばに黒犬もやってきました。
顔なしを見た後のせいでゲラルトはあまり驚かず、「お前達は何者なんだ?」と尋ねると、「家を支える者たち」と黒猫は答えました。
ちなみに倒した顔なしは<世話人>と呼ばれ、はるか彼方からイリスと館を守る為に召喚された存在だそうです。
イリスというのはオルギエルドの婚約者だった人の名前ですが、婚約破棄されたんじゃ!?王子をカエルに変えたことで結局結婚したっていうことでしょうか。
ゲラルトは黒猫達にイリスの居場所を聞くと、中の寝室にいると教えてくれ、屋敷の裏口の鍵までくれました。
屋敷の中はすっかり荒れ果てていました。
飾られている絵からときどき何か悪霊みたいなものが出てきたり、女性の声が聞こえたりと、まさに幽霊屋敷です・・・。
オルギエルドとイリスの幸せそうな肖像画も飾ってありました。
幽鬼と戦闘後、先に進むと寝室発見!
ベッドの上にはほとんど白骨化した状態のイリスの亡骸が横たわっていました。
黒猫達に話を聞くと、イリスは悲しみと孤独の中、心臓が破れて亡くなったそうです。
ゲラルトはイリスの魂がやすらげそうな場所に亡骸を埋葬し、イリスの幽霊と話をすることにしました。
イリスは絵を描くことが好きだったらしいので、庭のキャンバス台が置かれた場所に、幸せそうなオルギエルドとイリスの肖像画と共に埋葬し、召喚の儀式を行いました。
ドーン!イリスさん登場!
イリスが目の前に置かれているキャンパス台に手をかざすと、屋敷の絵が現れました。
そして絵の中にイリスが入って行き、ゲラルトもそれに続いて中へ入って行きました。
庭園には花が咲き誇り、遠くにはオルギエルドと生前のイリスの姿が見えます。
ゲラルトの目の前にまたしても黒猫達が現れ、「<描かれた世界>イリス・フォン・エヴェレックの作品だ」と教えてくれました。イリスの夢から生まれた世界だそうです。
そしてイリスと話すにはイリスを眠りから完全に引き剥がさねばならず、それにはこの記憶の世界を修復し、イリスを苦しめる恐怖を呼び出して消滅させる必要があるとのこと。
絵を描いているイリスと座っているオルギエルドの姿がありますが、2人とも止まったままの状態で動いていません。
ウィッチャーの感覚を使いながら、落ちていた本をオルギエルドの手に持たせたりと正しい状態へ修復すると、止まっていた二人が動き出しました。
当時の結婚生活の様子が見れましたが、イリスに対するオルギエルドの態度がちょっとそっけない感じに見えました。その後、イリスの恐怖が実体化された夢魔が現れて戦闘に。
そんな調子であちこちの風景を修復し、恐怖を呼び出して倒していきますよ。
イリスの一族を招いての晩餐では、オルギエルドとイリスの一族が揉めている場面もありました。
書斎ではオルギエルドが神秘学に没頭していたとのことで、六芒星の陣を敷き、何かの儀式をしている場面が。恐らくこの時、オルギエルドはオーディムとの契約を解除させる方法を模索していたのではないでしょうか。
ある日ついにイリスから義父を通して婚姻の解消を告げられました。
しかし腹を立てたオルギエルドは、口論中に義父を突き飛ばし、義父は柱に頭をぶつけて死んでしまいました。そしてオルギエルドはその死体を獣のエサにするように命じるのでした。
結婚生活はその後も続いたものの、2人の仲はすっかり冷えきり、イリスには世話人と犬と猫を与えられました。
そしてついにオルギエルドは別れの手紙と薔薇をイリスに送ったようです。
その手紙を読み終えると、イリスの最後の恐怖が実態化して現れました。
それは不死となったオルギエルドの姿でした。
そうして全てのイリスの恐怖を倒すと、部屋に明かりが灯り、イリスが現れました。
オルギエルドが戻ってきたと思ったようですが、ゲラルトの姿を見てがっかりしてました。
スミレ色の薔薇のことを尋ねると、乾燥させて寝室に飾って粉々になるまで見ていたとのことですが、ゲラルトが埋葬してくれたおかげで花は再び開いたと言い、イリスは手に持っているスミレ色の薔薇をゲラルトに見せました。
ゲラルトは薔薇を受け取りにきた事を告げると、イリスは「彼がくれた最後の贈り物なのよ」と言って、なかなか渡してくれませんでした。
しかし薔薇を渡せばイリスは消滅するだろうというゲラルトの話を聞き、悩んだ末、悲しみの世界から開放されることを願い、ゲラルトに薔薇を渡しました。
薔薇を受け取ると、黒猫達がゲラルトに解放してくれたお礼を言い、「<鏡の男>と呼ばれる者に気をつけろ。そいつの邪魔をすれば死よりもひどい結末を迎えるだろう。割れることのない鏡に活路を見い出せ」とオーディムに対しての助言をくれました。
イリスに別れを告げ、消えていく絵の世界からゲラルトは元の世界へ戻りました。
これでオルギエルドの3つの願いを全て叶えたわけですが、そのことによりオルギエルドはどうなってしまうのか心配です。
今回はここまでです。