NieR:Automata(ニーア オートマタ) プレイ日記11(2周目④)
※2周目プレイなので1周目から変化があったところだけ書いています。
今回は森の国のお話です。
256年前。大きな生命体の周りに小さい機械生命体達が集まっています。
大きな機械生命体:「我らが配備されたこの森。湿度が高く、不衛生であり、機械生命体には過酷な環境・・・。あまりと言えば、あまりな境遇。我は決意した・・・。この地を我らの王国とし、独立を宣言する!」
小さな機械生命体:「あのう・・・オウコクって何だべさ・・・?」
大きな機械生命体:「王国とは、大きな家のようなモノだ。そして国民とは、家族のようなモノだ」
小さな機械生命体たち:「家族ダベか・・・。家族・・・良いかもしんねぇな!」「んだんだ・・・!良いかもしんねぇな!」
このようにして、森の王国は作られたのですね。この大きな機械生命体が王様になったのでしょう。小さな機械生命体たちの口調がなんで「だべさ」なのかはナゾだべさ。
そして時は経ち、128年前の場面になります。
小さな機械生命体たち:「王様が死んじまったべ・・・」「ワシらにエネルギーをくれた王様が・・・」「優しい王様が死んじまったべ」「悲しいなぁ」「んだ、悲しいなぁ」
「でも、ワシら王国騎士団にはやることがある」
小さな機械生命体たち:「この、ちっこい子に王様の形見のメモリーを入れたべさ。この子を次の王様に育てる、だーいじな任務だべ」「ちゃんと、育ててやらねばなぁ」
「ちゃんと、守ってやらねばなぁ・・・」
国を作った王様が死んでしまったので、その形見のメモリーを入れたのがあの赤ちゃんロボだったんですね!それを皆で守っていこうとしているんですね!
なんだか、そんなところに突然押しかけて殺しまくってスミマセンっていう感じです・・・。
そして4時間前。つい先程の場面なんですね。
赤ん坊ロボを取り囲んでいる小さな機械生命体たちがいます。
小さな機械生命体たち:「王様、ちっとも大きくなんねぇなあ」「そだな。王様、ちっとも大きくなんね」「どうやったら大きくなる?」「わかんね」「ワシらは頭が悪いからなぁ・・・」「でも、めんこいなぁ、王様」「ああ、ちっちゃくて、めんこいなぁ・・・」
「守ってやんなきゃなぁ・・・」「ああ・・・、この森の国には、誰もいれちゃなんね・・・」
小さな機械生命体たち:「たっ、たいへんだ!みんな!きてけろ!ヨソ者が、王国に入ってきただ!」「ここに入れちゃなんねぇ!」
入ってきたヨソ者とは、我々のことですね・・・。
赤ん坊ロボを見て「めんこいなぁ」と行っている機械ロボたちがたまらなく好きです。
それなのに、突然やってきて殺しまくって、ごめんなさいごめんなさい・・・。
城の奥にいた赤ちゃんロボのところへ到着。
そこへ突然現れ、赤ちゃんロボを容赦なく串刺しにするA2さん・・・。
王様ーーーーーっ!!
そしてまた機械生命体についての映像が流れました。
雨の日も、風の日も。
嵐の日も、雷の日も。
燃え上がる戦場の炎の下でも。
その者たちはいつも一緒でした。
どうしてだが理由はわかりませんでしたが、
いつもよりそって生きていました。
いつまでも、いつまでも・・・
いいですね。大勢が本当に家族のように暮らしており、それを大切にしていたんですね。彼らのタカラモノは「家族」なのでしょう。
その後、森林地帯のパスカルの村側にいるしゃべり方がおかしいロボから「お城の宝探し」というサブクエを受けました。
森の城にある3ヶ所の宝箱から「機械生命体の部品」を拾って集めると、今まで行けなかった扉の先に行けるようになり、そこに目的のお宝「森の国の王への手紙」がありました。
その手紙によると、森の国を作った大きな機械生命体の名前は「エルンスト」といい、意思を持つ王は、他の者にも意思を芽生えさせる為に、自らの貴重なパーツを分け与えたそうです。
そのおかげで彼らは自我を持ち、自我は感情を生み出し、感情はやがて王への忠誠心へと変わっていった。しかし、王はあまりにも優しすぎ、パーツを分け与えた為に起動することすら出来なくなり、やがて深い眠りについたとのことです。
本当に優しい王様だったんですね。
そのことを依頼主のしゃべり方がおかしいロボに報告すると、森の王国の国民達を殺したことに感謝されました。依頼主はしゃべりかたがおかしいことを理由に、差別されていたとのことで、森の王国を憎んでいたようです。
美しい森の王国の話だなと思っていたけど、こんな機械生命体もいたりして、なにごとも多面性はあるものだなと思いました・・・。
森の王国のメインストーリーが終ると、再びアダムとイヴの会話シーンがきました。
アダムはシャツ着ていて、イヴは上半身裸のままですね。
イヴ:「なあ・・・にぃちゃん。何で本なんか読むんだよ?」
アダム:「知識は人を豊かにするからな」
イヴ:「データで転送すれば済むだけだろ?」
アダム:「自分で読まないと、心の中に入ってこないだろ」
イヴ:「わかったよ」
イヴ:「なあ・・・にぃちゃん。俺の名前、イヴって女の名前って書いてあるけど。俺達の名前は『カインとアベル』とかの方がいいんじゃないのか?」
アダム「人間は名前を簡単に変えたりはしない。自分の名前に誇りを持て・・・イヴ」
イヴ「わかったよ。にぃちゃんがそう言うなら、イヴのままでいい」
アダム「いい子だ」
イヴ「なあ・・・にぃちゃん。これ読み終わったら遊びに行こうよ。きっとすごく楽しいと思うんだ」
アダム「・・・構わないよ。でも本を読んだあとでな」
イヴは喜び、頑張って本を読むことにしました。
相変わらずイヴは可愛いかった・・・。
アダムが名前を『カインとアベル』にしなかったのは、兄が弟を殺す話だったから避けたのではないでしょうか?そうだといいなぁという願望でもありますが・・・アダムもイヴのことを大切に思っている現われだと思いたい!
今回はここまでです。