NieR:Automata(ニーア オートマタ) プレイ日記9(2周目②)
※2周目プレイなので1周目から変化があったところだけ書いています。
砂漠から戻り、司令部からの任務で消息不明のヨルハ部隊の捜索に向かう9Sたち。
その途中、9Sと2Bのポッド同士の会話シーンがありました。
効率化の為に諸データの交換を随時行うことをポッド同士で決めていました。ポッドにも意思があるんですね。
目的地の遊園地に到着すると、前回の記事にもあった機械生命体に関する映像が再び流れました。
キカイは、見つけました。
それをキカイはタカラモノと呼んでいました。
タカラモノの形は、みんな違いました。
タカラモノの形は・・・
みんな違いました。
前回の映像が「イキルイミを・・・」で終っていたので、見つけた「タカラモノ」とは「イキルイミ」のことでしょうか。
園内の楽しげな戦車は、1周目でプレイしたとき倒したんですが、今回はスルーしてみました。倒さなくても良かったんですね。
そしてボーヴォワールとのボス戦です。
ここでボーヴォワールの過去の記憶と思われる映像が流れました。
「わかった・・・私、もっとキレイになる。たくさんの飾りをつけて、もっとキレイになります」
このボス戦でもまたハッキングなのですが、ハッキングが成功するたびポーヴォワールの記憶映像が流れます。
「ねぇ、見て。機械生命体の仲間達のパーツで飾られている。私・・・どんどんキレイになってくよ。だから、お願い。私の事を好きになって?」
そして止めを差すと、ボーヴォワールの過去のモノローグが文字だけで語られます。
「ねえ、私を見て。キレイになった、私だけを見てて・・・
「この服はどうかな?」「この仕草はカワイイと思ってもらえるかな?」
好きだ、という感情が何なのかは今でも判らない。
だけれど、あの人のキモチを惹きつける為だったら、どんな努力だってする。
そう、決めた。
東の方で貴重な宝石がある、と聞いた。
それはとても険しい山にある宝石だった。
何度も崖から滑り落ちながら、ようやく手にした宝石。
キラリキラリと青く輝く石。
この石を手に入れる為に、身体のパーツの幾つかが動かなくなってしまった。
でも、この傷は勲章だ。
毎日毎日、美しくなうように、魅力的になるように努力した。
だが、彼は私に振り向いてくれない。
「歌」というモノが相手のキモチを惹きつける、という話を聞いてからは毎日歌の練習をしている。
だが、彼は私に振り向いてくれない。
アンドロイドのみならず、同胞の機械生命体まで食べてみた。
だが、彼は私に振り向いてくれない。
振り向いてくれない。
振り向いてくれない。
振り向いてくれない。
振り向いてくれない。
彼は私に振り向いてくれない。
誰か 私を 認め て
なんとも悲しいボーヴォワールの「タカラモノ」のお話でした。
このボーヴォワールが片思いした相手は機械生命体の村にいたサルトルさんじゃないですかね?
シルエットとか、恋する女性に中々興味を示さない性格とかがそっくりです。
と思ってググってみたら、実在した哲学者のサルトルさんの奥さんはボーヴォワールという名前でびっくりです。現実では結ばれていたのですね。
今回はここまでです。