オーディンスフィア レイヴスラシル 4
第4章 死と闇黒の剣
今回はリングフォールドのイケメン剣士オズワルドが主人公の物語です。
物語はオズワルドが賢竜ハインデルを倒したところから始まります。
ここでハインデルが言っている「妖精の雇い主」というのはメルヴィンのことでしょう。それに対しオズワルドは雇い主ではなくて父だと答えました。
捨て子だったオズワルドはメルヴィンに拾われて育ててもらったらしいですが、あの腹黒いメルヴィンがただの親切心でオズワルドを育てたとも思えません。
ハインデルは賢竜というだけあって、オズワルドの雇い主やら本当の父の名前やら全て知っているようでして、最後に「鳥を探せ。それがお前の宿命だ」というようなことをオズワルドに告げますが、きっとそれはグウェンドリンのことなのでしょうそうなのでしょう。
女王エルファリアに魔剣の威力を報告するメルヴィン。
それに対し女王エルファリアはその魔剣の威力の代償が呪いであることを指摘すると、
メルヴィンはオズワルドを下がらせてから「我々の身に害は及ばないので恐れることはありません」と女王に言いました。やはり腹黒い。
メルヴィンはオズワルドに魔剣の呪いのことは内緒にしていたようですが、鍛冶屋のブロムがオズワルドに魔剣の呪いについて教えてくれました。
魔剣を使う者は死の国の女王のものになる運命なのだそうで、さらに話そうとしていたらメルヴィンが現れてブロムを冥界送りにしてしまいました。
オズワルドは呪いのことを知ってもまだ「メルヴィンのためにできることがあればそれでいい」と言います。
このメルヴィンの力になりたいメルヴィンを喜ばせたいというオズワルドの思いは、最初のグウェンドリンの父王に対する思いと似てますね。
そしてメルヴィンの命令で魔王オーダインが治めるラグナネイブルの王宮へ行くオズワルド。
ブリガン将軍を倒して城内を偵察していると、運命の人グウェンドリンちゃんがいましたよ。
グウェンドリンの着ているドレスは亡き母のドレスだったようですが、父王オーダインはそんなこと気づいてはくれません。
そんな様子を柱の影からこっそり見ているオズワルドでした(たぶんこのときからグウェンドリンにズキュンだったにちがいない)
その後もメルヴィンの命令をこなしていると、目の前に死神レイスが現れました。
「ある男がお前の命と引き換えに剣に闇の力が宿るように願ったのだ」と魔剣の呪いについて親切に教えてくれたあと、魂を持っていかれそうになったので返り討ちにいたしました。
オズワルドは読んでいないけど、こんな契約書がメルヴィンと死の国の女王との間で交わされていたのですね。。。
宮殿に戻ると妖精の女王エルファリアが魔王オーダインに殺されていました。
新しい女王メルセデスが誕生しましたが、メルヴィンは反乱を起こします。
しかし革命は失敗し、メルセデスによって討たれるメルヴィン。
倒れるメルヴィンの元へやってきたオズワルドでしたが、呪いに体を蝕まれているオズワルドの姿を見て「役立たず」だの「魔剣の為に利用しただけで捨て駒だった」など、本音を話してメルヴィンは息を引き取ります。
真実を知って絶望していたところを死神が迎えにやってきてオズワルドは死の国へと連れて行かれました。
死の国で絶望しているオズワルドの目の前に、何故かグウェンドリンの鳥が現れました。オズワルドは自分でも理由はわからないけれど、この鳥に僅かな希望を感じ、立ち上がるのでした。
女王のところへ辿り着くと、宝石を奪いにきた魔王オーダインがやってきて戦闘になりますが、「冥界から抜け出させてやるから剣を治めよ」というのでこれを受け、冥界から脱出しました。
そして魔王オーダインはオズワルドの強さを見込んで、暴竜ワーグナーを倒してくるように頼みます。褒美に城や魔法の槍を与えると言ってもオズワルドはそれを拒否しましたが、「グウェンドリンも与える」という言葉を聞いた途端引き受けましたよ!
暴竜ワーグナーを倒すと、死体のそばに落ちている指輪を発見。
そこへ魔王オーダインが現れ、「その指輪は自分のものだからこちらへよこせ」などと言ってきました。しかしオズワルドは指輪は約束していないからと言って断りました。
魔王オーダインは最初からワーグナーの命よりもワーグナーが持っているこの指輪が目的だったのだろうから、取引の対象を「ワーグナーの命」ではなくて「ワーグナーが持っている指輪」にしていたらよかったんじゃないのかな?!
ともあれ魔王オーダインは約束通り城と槍とグウェンドリンをオズワルドに渡したのでした。
その後、魔法で眠らされてるグウェンドリンが賢人スカルディに攫われ、連れ戻すために炎の王と戦うことになりました。
この炎の王もどうやら本気でグウェンドリンのことを愛しちゃっているようで、一度はオーダイン王にグウェンドリンをもらう約束をしていたにもかかわらず勝手に約束を破られちゃってちょっとかわいそうな気も・・・
オズワルドもそう思ったのか炎の王にレヴァンタンを倒す約束をしてしまいます。
無事グウェンドリンを連れ戻し、これからチューをして魔法の眠りを解いて最初のグウェンドリンの物語で書かれていた展開になるのでしょう。
グウェンドリンもオズワルドも最も尽くしていた人から捨て駒のように扱われていたので、そんな2人が互いに最も大切な相手となるのはなんだかいいですね。
末永くラブラブするがいい!
といったところでオズワルド編は終わりです。
オズワルドの戦闘はバーサク状態というのがあって、バーサク時間内は2倍の強さになるのが楽しかったです。ボス戦ではほぼ毎回使ってました。
あ、バーサクを使うことってオズワルドの寿命を縮めていることになるんでしたっけ・・・
こりゃ末永くラブラブできないな!