二ノ国II プレイ日記⑨&クリア後感想 ネタバレあり
第9章 王となる者
さて、いよいよ最終章となりました。
今回は壮大なネタバレ含むストーリークリアまでの記事となりますので、未プレイの方はご注意ください。
神玉旋を揃え集めたハムナルが、ついに邪神ゴーラを復活させてしまいました。
これが邪神ゴーラ!なんというラスボス感!!
ゴーラは「ソール」と呼ばれる人間の生命エネルギーを吸い取って、たくさんの黒い魔物を生み出しているようです。そのせいで世界中で多くの人々が魂を吸い取られたゾンビのような状態になっているとか。
エスタバニアには守護神のポンゴがいるので、国民は全員無事です。ポンゴにその自覚はないようですが、存在しているだけで加護があるとは、ポンコツそうに見えて立派な守護神だった!
ハムナルの目的は、二千年前にゴーラと共に異空間へ消えたアラゴリア王国を復活させることだろうとホメディアス女王は言いました。ハムナルはアラゴリア王国の王でしたね。そして復活させたら世界を支配しようと目論んでいるのだろうということです。
それは阻止せねば!
二千年前にゴーラを祓った「聖剣」があれば阻止できるかもしれない、ということでその「聖剣」の手がかりをゴールドパウンドのメルドラ公文書館で調べてみることになりました。
メルドラ公文書館のメルドラさんに尋ねてみると、二千年くらい前のものと思われる怪しい石版があるとのこと。
しかしその石版は文字がぐちゃぐちゃで判読不能状態。これはもしかして「モジバケ呪い」がかけられているのでは?とセシリウスが言い、エスタバニアにいるメイ・シャに石版の呪いを解いてもらうと読めるようになりました。
石版には「聖なる剣は聖杯へと姿を変えた」という内容が記されていました。
それならまた聖杯を溶かして聖なる剣に作り変えればいいよねっていうことで、聖杯が封印されていると思われるフリッツモール雪原へと向かいます。
石版に記されていた呪文を唱えると神殿が現れましたよ!
神殿に入るとマンドラとのボス戦になり、勝利すると目の前に聖杯が現れました。
その後エスタニアに戻り、素材にポンゴと契約したきの枝も加えて、聖杯を聖剣へと作り変えます。
ジャーン!聖剣グラディオン完成!!
「ドラクエ11」の勇者の剣と比べると、ずいぶんあっさり作れちゃった感がありますが、まあ早いことは良いことです。
各国の王様もそれぞれ多くの兵達を連れて集まってくれました。
皆に作戦の説明を始めるロウラン。
ゴーラの周りにある4つの「塔」を兵達が同時に破壊し、結界が解除されたらエバン達がゴーラの体内に侵入するという作戦です。
その4つの「塔」の攻略は五カ国の混成チームで行うというロウランの言葉に、各国の兵士達は「いきなりヨソとあわせろなんて・・・!」「下に負担を押し付けるな!」と不満の声をあげます。
しかし、エバンの素晴らしい演説により兵士達の不満は吹き飛び、力を合わせて戦うことに奮起するのでした。
ちなみにコチラ↑は、そんなエバンの演説中の回想シーンの1枚なのですが、可愛すぎませんか!撫でまくりたい。
それでは邪神ゴーラ討伐作戦開始!
まずは進軍バトルです。それぞれの部隊が4つの「塔」を破壊している中、エバン達はゴーラの元へと進軍していきます。
ちなみにこちらが私の進軍バトルメンバーです。特にレベル上げはしてませんでしたが、サブクエストの進軍バトルをやっていたらいつのまにかこんなレベルになってまして、今回の戦闘もこれで楽勝でした!
部隊が4つの塔を壊すとゴーラの結界が解除され、邪神ゴーラとの戦闘に。まさか邪神ゴーラとも進軍バトルになるとは思わなかった・・・!
ゴーラの動きを止めることに成功し、ポンゴが龍の姿になってエバン達を乗せてゴーラの体内へと侵入しました。
ハムナルはこの邪神の体内の奥にいるということで、そこを目指します。
ハムナルはいったいどうやってゴーラの体内に入ったのだろうとか考えてはいけない。
奥の階段を上ると、そこにはなんとも綺麗な街がありました。これがハムナルの治めていたアラゴリアの国なのでしょうか。
セシリウスの話によると、これはハムナルの欲望が具現化したもので、滅びる前のアラゴリアの街並みのようです。つまり幻?
空があまりにも明るく晴れ渡っているので、とてもラスボスがいるところとは思えない雰囲気です。
門の結界を解いて、いよいよハムナルのいる城の前へとやってきました。
すると突然倒れるロウラン!!
一の国に戻ったーーっ!?ロウランの子が駆け寄ってきました。
ロウランが「お父さんが守るからな」と言って、その子を抱きしめると・・・
ぎゃーーーーっ!ホラーかよっ!子供はロウランの腕の中で消えてしまいました。
目が覚めると再び二ノ国です。夢だった!?
ロウランのことは気になりますが、先に進みます。
いよいよハムナルの元へやってきた一同。しかしここでロウランとハムナル、二人を繋ぐ衝撃の事実が!
ロウランとハムナルは「同一体」で、ハムナルを倒せばロウランの命も消え、ロウランを倒せばハムナルの命も消えるのだそうです。ど、どういうこっちゃ!
一ノ国と二ノ国の魂は繋がっているのだということなんですが、そもそもハムナルって二千年前の人では・・・。ロウランが誕生したときにハムナルの魂が復活したってことですかね?
なんだかよく分からないので、とりあえず戦闘だ!!
ハムナル戦ですが、討伐リストの魔瘴モンスターのほうが強いと思いました。
ハムナルを倒すと、ゴーラに吸い取られていた世界各地のソールも元に戻って行き、空には光が戻りました。
戦闘後に判明したことですが、ハムナルは世界を支配することなど望んでいませんでした。誰だ、ハムナルが世界を支配しようとしてるなんて適当なこと言ってたヤツは!
この人です!憶測で物事を判断するのはよくないです!
そしてハムナルの真実が明らかになります。
ハムナルは自国の守護神アリシアノルスを愛してしまったために、「絶対神ゼラーダス」の逆鱗に触れてしまい、アリシアノルスは邪神ゴーラへと姿を変えられてしまったのだそうです。なんと!
ハムナルの真の目的とは、失われたアラゴリアの復活とアリシアノルスを取り戻すことでした。
ここにきてなんだか突然、ハムナルが愛のために生きる悲劇の人みたいな感じになってきましたが、愛のためなら他の人間から魂を抜き取っていいってもんじゃないんだよ!
と、エバンも言っていました。
そしてハムナルはアラゴリアを復活させると、邪神ゴーラの中から愛しのアリシアノルスが出てきた・・・と思ったら、なんかヤバそうなの出てきた!!
どうやらこれが真の邪神ゴーラらしく、二ノ国を救うためにゴーラと戦うことになりました。これがラスボス戦ですね!
しかしここから撮影禁止区間となったので画像はありません。そして重要なネタバレあります。
まあゴーラを倒して二ノ国に平和が訪れたわけですが。
じゃあアリシアノルスって結局どこに行ったのよ?といいますと、実は最初からアリシアノルスはゴーラの中にはいませんでした。ハムナルと共にありたいと思ったアリシアノルスは守護神の力を捨て、その捨てた守護神の力によって邪神ゴーラが生まれたのだそうです。そしてあまりにも強大なゴーラの力をアリシアノルスは身を持って封印していたのだと。
役目から解放されたアリシアノルスはハムナルに別れを告げると、消えてしまいました。悲しみのハムナルですが、エバンの助言を受けて、これからアラゴリアを新しく作っていくことになりそうです。
毎回、章の終わりに登場した夢の中の少年も明らかになりました!
ブラハバンというのは予想していたけれど、まさか息子だとは思わなかった・・・。
メルキドさんは過去じゃなく、予言の話をしていたということです。
エバンの結婚相手は青い髪のジン族なんでしょうかね。ネコ耳が受け継がれないのは残念ですね・・・。
一ノ国に戻ったロウランの国も何故か無事なようでなによりです。
みんながハッピーエンドで気持ちの良いエンディングでした!
クリア後 はサブクエストがまた増えていたり、王国レベルを4に上げられたりできるようで、プラチナトロフィーを目指してまだしばらく遊べそうです。
最後にここまでの個人的評価を少し書いておきます。
・グラフィック ★★★★★
安心のジブリ感。美しいアニメ映像に癒されっぱなしでした。
・音楽 ★★★★☆
二ノ国の世界に合う壮大で美しいメロディだと思います。
・ストーリー ★★★☆☆
設定の荒さがしばしば感じられたものの、一人の少年が仲間を集めて偉大な王となっていくという王道なストーリーは気持ちが良かったです。ラストは驚きの連続でしたが、感動はあまり味わえず。良くも悪くも普通といった印象でした。
・システム ★★★★★
ロード時間の短さ、欲しいところにテレポートがある移動の便利さ、目的地の分かりやすさなどなど、操作性が最近プレイしたゲームの中ではずば抜けて快適でした。ユーザーにとても親切に作られています。
あと城を育てていくキングダム開発がとても楽しかったです。
・戦闘システム ★★★★☆
操作は難しくなく、爽快感があってとても良かったです。「フニャ」という要素も可愛くて新鮮で好きでした。ただ、進軍バトルに関しては面倒くささしか感じられませんでした。
・やり込み度 ★★★★★
クリア後のサブクエがまだ残っている現在でもプレイ時間は50時間近いです。魔瘴気モンスターの討伐、膨大なサブクエ、夢幻迷宮、フニャや楽譜集めなどなどコンプリートを目指すとボリュームはとてもあります。
エバンがとにかく可愛いいし、とてもどっぷり楽しめました!!私の中では間違いなく良ゲーです。
以上で、「二ノ国Ⅱ レヴァナントキングダム」の記事は終わりです。
追加ストーリーの大型DLCがきたらまた書くかもしれないし書かないかもしれません。
ここまでわずかでも読んで頂き、有難うございました。