キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス プレイ雑記⑤
キングダムハーツ バース バイ スリープ
今回はPS4「キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス」に収録されている5番目の作品「キングダムハーツ バース バイ スリープ ファイナルミックス」の記事です。
これまでのストーリーの過去が明らかになるというもので、いろいろと中身の濃い作品となっています。
ようやく理解してきたキングダムハーツシリーズのストーリーですが、今回の作品が濃すぎて段々わけがわからなくなくなってきました・・・。理解するためにも記事を書きながらwiki等を参考にしつつ整理していこうと思います。
アクア、テラ、ヴェントゥスの3人が主人公で、キャラを選択してそれぞれのストーリーを進めていきます。
ストーリーをクリアすると、また別のキャラを選べるので、結局3人ともプレイすることになりますが、お勧めの順番はテラ→ヴェントゥス→アクアです。
戦闘はこれまでのシリーズとは違うシステムです。
戦闘でデッキコマンドを成長させていき、合成するとさらに強力なコマンドとなったり、アビリティを取得したりします。
自分の好みに合わせてデッキを組むことができ、ディメンションリンクを使用して他のキャラクターのコマンドを使用することもできます。
他にもミニゲームが満載でやり込み要素は豊富だと思います。今回、私はミニゲームはほとんどやりませんでしたが・・・!
ここから先はストーリーのネタバレとなります!
キーブレードマスターであるマスター・エラクゥスの弟子である アクア、テラ、ヴェントゥスの3人は共に過ごしながら絆を深めていました。
ある日、マスター・エラクゥスのキーブレードマスター承認試験を受けたアクアとテラでしたが、アクアは合格し、心の闇を制御できないテラは不合格となりました。
その試験の後、世界に「アンヴァース」という魔物が蔓延り、もう一人のキーブレードマスターであるマスター・ゼアノートが失踪するという事件が起きる。マスター・エラクゥスはアクアとテラにその調査を命じました。
テラを追いかけて外の世界へと飛び出したヴェントゥス。
マスター・エラクゥスはアクアにヴェントゥスを連れ戻すことと、テラが闇に堕ちないように監視するように命じます。
マスター・エラクゥスが光を重んじているのに対し、マスター・ゼアノートは闇を重んじているキーブレードマスター。
テラ編
テラは真面目で正義感の強い青年だが、純粋すぎるために騙されやすく、闇に囚われやすい。そんなテラをマスター・エラクゥスは危惧し、マスター・ゼアノートは利用しようとしている。テラはアクア達との絆を支えにして自身の中に潜む闇に抗い、制する方法を求めている。
また、旅の途中、少年時代のリクに出会い、大事なものを守る為に強い力が欲しいというリクにキーブレードの力を継承させる。
マスター・エラクゥスはマスター・ゼアノートに殺され、テラはマスター・ゼアノートに戦いを挑み勝利する。
しかし怒りがテラの心の闇を完全に解放してしまい、老いた肉体を捨てて若い肉体を求めていたゼアノートにテラの身体は乗っ取られてしまいました。
後にテラの身体に乗り移ったゼアノートは、マスター・ゼアノートの記憶もテラの記憶も失っており、倒れているところを賢者アンセムに助けられ、アンセムが名前を尋ねると「ゼアノート」と答えました。
その後、賢者アンセムの弟子になったゼアノートですが、心の中にはマスター・ゼアノートとテラの両方がいて、互いに主導権を争っているようでした。
ちなみに賢者アンセムの弟子達にはXIII機関のメンバーの本体と思われる人達がいました。
ヴェントゥス編
3人の主人公の中で一番謎な存在。容姿はロクサスと全く同じです。
性格は純粋で強い光の心を持っている。
承認試験の後、ヴェントゥスの前に黒い鎧を纏った謎の男ヴァニタスが現れ、テラに関する不吉な言葉を聞かされ、テラを心配して追いかけ、外の世界へと旅立つ。
旅の途中、マスター・ゼアノートからヴェントゥスに秘められた真実の話を聞かされる。
かつてマスター・ゼアノートがχ(キー)ブレードを作成するためにヴェントゥスの心の闇の部分だけを抜き出し、その闇だけで作られた存在がヴァニタスであり、抜き出した時にアンヴァースも発生したのだという。
ヴェントゥスは「キーブレード墓場」でヴァニタスと戦い、勝利するが、ヴァニタスと不完全融合を果たしてχブレードとなってしまい、再び戦うことでχブレードを壊すことに成功。しかし、自身の心から作られたχブレードが壊れたことで、ヴェントゥスの心も壊れかけ、身体は眠りについてしまう。
壊れかけたヴェントゥスの心は少年時代のソラの心の中へと融合し、身体は「忘却の城」で眠り続けている。
(ヴェントゥスとロクサスの容姿が同じ理由が謎だったんですが、wikiによると、ソラとソラに宿ったヴェントゥスの心を媒介にロクサスが誕生したため、ヴェントゥスの容姿になったようです。つまりロクサスはソラとヴェントゥス2人のノーバディとなります。なんてややこしい・・・)
あと旅の途中でアクセルの本体と思われるリアという少年との出会いもありましたよ!
アクア編
真面目でしっかしたお姉さんタイプの性格。
旅の途中で少女時代のカイリに出会い、カイリのペンダントに闇から身を守るおまじないをかけてあげる。また、カイリがキーブレードに触れたことでキーブレードがカイリに継承されました。
イェン・シッドからマスター・エラクゥスがマスター・ゼアノートとテラによって討たれたという話を聞き、真相を確かめるため「キーブレード墓場へ」向かいます。
ゼアノートに凍らされて崖から落とされたヴェントゥスを救出するが、ヴェントゥスの心は壊れかけており、意識がないまま眠っています。
アクアはマスターとなった時にマスター・エラクゥスから、自分の身に何かが起こり、闇から身を守る必要があるときは、マスター・エラクゥスのキーブレードを使って闇と光が交わる「旅立ちの地」を閉じるように言われていました。
その教えを守り、アクアはマスター・エラクゥスのキーブレードで「旅立ちの地」を閉じて「忘却の城」へと変貌させ、眠ったままのヴェントゥスをそこに残し、必ずテラと一緒に起こしにくると告げてテラを探しに行きます。
ゼアノートに身体を乗っ取られているテラを発見し、テラの心を奪い返そうと戦いを挑むアクア。
戦闘後、闇の中へと落ちていったテラを追いかけたアクアは、自身のキーブレードと鎧を使って気を失ったテラの身体を元の光の世界へと送り飛ばします。(テラは送り飛ばされた先で気を失っていたところを、賢者アンセムに助けられるわけですね)
アクアはヴェントゥスにしばらく起こしてあげられないことを謝り、ひとり闇の世界へ。ここから10年近い歳月、闇の世界を彷徨い続けたアクアは、やがて暗い海岸で賢者アンセム(恐らく「キングダムハーツ2」の後の賢者アンセム)に会い、ソラやリクの話を聞くのでした。
とまあ、主人公3人とも不幸な結末すぎて辛いです・・・。
「キングダムハーツ2」でラスボスとして倒したゼアノートは、実はテラが乗っ取られていた身体だったというのもキツイです・・・。
これから何か救いのある展開がくることを願います。
シークレットムービーで3人がそれぞれソラの名を呼び、ソラが「キングダムハーツ2」のラストに届いた王様からの手紙を手にして、旅立ちを決意するシーンがあったので、何かしらの展開はあると思うんですよ!
また、この作中にはXIII機関のメンバーの本体と思われるキャラクターもたくさん登場しました。
彼らがどのような経緯でノーバディとなり、XIII機関となるのかはまだ明かされていないですよね。
とりあえず今作に登場したリア(アクセルの本体)とその友人アイザ(サイクスの本体)は普通に性格の良さそうな少年でした。
それにしても「キングダムハーツ」の世界は深い!この先が楽しみです。