キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス プレイ雑記④
キングダムハーツ2 ファイナルミックス
今回はPS4「キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス」に収録されている4番目の作品「キングダムハーツ2 ファイナルミックス」の記事です。
第一作目の「キングダムハーツ」でソラがハートレスになりかけた時に生まれた、ソラのノーバディであるロクサスの物語から始まります。
以前、この作品をプレイした時は前作の「キングダムハーツ 358/2 Days」をプレイしていなかったので、この突然のロクサスというキャラの登場に困惑しましたが、今回はプレイ済みなので、「おお!ロクサスだ!」という感じですぐストーリーに馴染めました!
そして前作の「キングダムハーツ 358/2 Days」が何故358日という中途半端な日数だったのかという謎も溶けました。これが切なかった・・・。
戦闘は基本的には1作目と同じですが、新たに追加されたリアクションコマンドを画面に表示されるタイミングに合わせて押すと、敵に大ダメージを与えたりすることができたり、敵の攻撃を回避できたりします。リアクションコマンドを使用できる時はとても分かりやすく画面に表示されるので、難しくはないと思います。
他にも新た追加されたドライブゲージを消費してフォームチェンジを行うと、戦闘能力がアップします。また、フォームレベルを上げることによって、さまざまなアビリティを習得することができます。
ここからストーリーのネタバレになります。
前作の「キングダムハーツ 358/2 Days」 の直後から物語りは始まります。
トワイライトタウンで目覚めたロクサスは、街の友人達ハイネ、ピンツ、オレットの3人と一緒に残りわずかな夏休みを過ごします。
かつてXIII機関でアクセル達と一緒にシーソルトアイスを食べた時計台で、ハイネ達とと同様にアイスを食べるロクサス。XIII機関での記憶は消えているようです。
ソラの夢を見たり、自分にしか見えない現象が起きたりということが度々あることに戸惑い不安になるロクサス。そしてついに街で過ごす6日目、幽霊屋敷にやってきたロクサスはそこでナミネに会い、自分がソラのノーバディでソラが元に戻るには自分は存在してはいけないのだということを知ります。
その事実に驚きと怒りを抱えながらも、ソラの眠るカプセルの元へ行くロクサス。
「ソラ、うらやましいよ。俺の夏休み、終わっちゃった・・・」とロクサスは言い、ソラの中へと帰っていきました。
ソラは長い眠りから目覚め、リクと王様を探そうとドナルド、グーフィーと再び行動を共にします。
トワイライトタウンでハイネ、ピンツ、オレットと会うソラ。ハイネ達はロクサスに関する記憶が消えていました。
トワイライトタウンの駅に行くと、王様(ミッキー)に会い、お金のはいったポーチを渡され、列車に乗るように言われました。
ハイネ達に見送られて列車に乗る時、ソラの目から何故か涙が流れました。(ソラの中へと帰ったロクサスが流した涙なのかと思うと、泣けてくるシーンでした・・・)
ソラ達は再び世界を巡り、各地を平和へと導きます。
ポート・ロイヤルは映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の世界でした!再現度の高さにびっくりでしたよ。
1作目のラスボスであったアンセムの正体は、かつて賢者アンセムの弟子だったゼアノートがハートレスになった際に生まれたノーバディのゼムナス(XIII機関のリーダー)だということが判明。ゼムナスが賢者アンセムの名を騙っていたのですね。
本物の賢者アンセムを探していた王様(ミッキー)は、XIII機関の本拠地があるもうひとつのトワイライトタウンにその居場所をつき止めました。
リクとカイリもそこにいるらしいということで、王様とソラ達は共にもうひとつのトワイライトタウン「存在しなかった世界」へと向かいます。
アクセルはロクサスに会いたいが為にカイリを誘拐したものの、XIII機関にカイリを奪われる。その償いからか、それともロクサスの為か、ソラ達が大量のノーバディに囲まれた時、アクセルは自分の「全存在を賭けた攻撃」を使ってノーバディを一掃します。「ロクサスに会いたかった。俺、あいつが好きだった。あいつといると俺にも心があるみたいな、そんな気になったんだ。おまえにも感じる。同じ・・・」と言ってアクセルは消滅してしまいました・・・。
その事が引き金となってソラの中のロクサスが呼び覚まされ、「存在しなかった世界」に到着したところでロクサスがソラに戦いを挑みます。(このロクサスがとても強くて何度も負けたので、レベルを50まで上げて挑んだら勝てました!あとこの戦闘で流れる音楽が切なくてとても良かったです)
ソラに敗北したロクサスは意識の中でアクセルと再会します。(僅かな時間でも最後にこうして2人で過ごせる姿が見れて本当に良かった・・・)2人はまた会うことを約束し、本体の元へと消えて行きました。
城の中で囚われているカイリをナミネが助け出して2人で逃げている途中、XIII機関のサイクスに捕まるが、リクが現れて2人を助ける。リクは以前ロクサスを倒すために闇の力を使ったことで、偽アンセム(ゼアノート)の姿になっていました。
カイリ達を探して城へやってきたソラ達はXIII機関のシグバールを倒し、その後ようやくカイリとリクと再会を果たしました。
一方、王様(ミッキー)はノーバディに襲われているディズに遭遇し、助けました。ディズは「キングダムハーツ チェイン オブ メモリーズ」リク編に登場した謎の男ですが、その正体はなんと賢者アンセムだったのでした。
XIII機関のリーダーであるゼムナスは、キーブレードでハートレスを倒した時に飛び出す「心」をキングダムハーツに吸わせていました。
賢者アンセムはそのキングダムハーツを機械を使ってデータ化しようとしますが、心はデータ化不可能で、機械は激しい光を放ち、賢者アンセムと共に爆発してしまいました。
ソラが目を開けると、何とリクの姿が元の姿に戻っていました。
最後のXIII機関のメンバーでありリーダーであるゼムナスを倒しに向かうソラ達。しかし扉が閉まり、ゼムナスとの戦いはソラとリクの2人だけで挑むことになります。(ゼムナス戦は全部でなんだかんだ5戦くらいありました・・・。いくらラスボスといえども多い気が!)
ゼムナスを倒し、世界に平和が訪れたあと、ソラとリクはデスティニーアイランドでカイリ、王様、ドナルド、グーフィと再会しました。
リクに駆け寄る王様好きだー!
ソラがカイリと会うと、ソラの中のロクサスとカイリの中のナミネもまた再会を喜び合うのでした。
エンディング後、ソラとリクがデスティニーアイランドで話していると、カイリが手紙を持って2人のところへやってきました。その手紙は王様からの手紙でした・・・。
手紙の内容は明かされないまま、ここで終わりです。
とりあえずキャラクターを整理すると・・・
・ロクサスはソラのノーバディ
・ナミネはカイリのノーバディ
・ゼアノート=アンセム(偽)
・ゼクサスはゼアノートのノーバディ
・ディズ=賢者アンセム
ってことですかね。
とにかく私はリクが大好きなので、リクが登場するたびにテンション上がりまくりでした!!
そしてアクセルとロクサスの2人がとても切なかったです。ノーバディにもやっぱり心はあると思うの・・・。
曲も素晴らしいし、「キングダムハーツ2 ファイナルミックス」はとてもいい作品でした!