キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス プレイ雑記②
キングダムハーツ Re:チェインオブメモリーズ
今回はPS4「キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス」に収録されている2番目の作品「キングダムハーツ Re:チェインオブメモリーズ」の記事です。
これは元々2004年にゲームボーイアドバンスで発売されていたものですが、PS3・PS4でHDリマスター版となりました。
この作品は他のキングダムシリーズとは戦い方が違って、アクションカードバトルになっています。
カードバトルなのかアクションなのかはっきりしてほしいところなんですが、これが見事に融合してまして、どのカードを出すかじっくり考えてプレイすることは出来ず、考えている間にも敵のカード攻撃がガンガンくるので、相手の出したカードを見てすばやく自分の手札からカードを出していかなくてはいけません。
戦闘が始まる前にカードデッキを組んでおくことができるので、そのデッキが戦いの肝となります。
そういうバトルが得意な人も大勢いるかと思いますが、私はどうにも苦手でして、難易度を一番優しいビギナーモードでプレイしたにもかかわらず、ソラ編の後半あたりのボス戦がどうしても勝てず、挫折してしまいました(3度目のこの人↓との戦です・・・)。
ソラ編をクリアすればリク編がプレイできるので、リク好きな私としてはぜひともクリアしたかったのですが断念してしまいました。もうレベル上げとか面倒くさかt
ちなみに私はこのゲームボーイ版を昔プレイしたことがあるのですが、その時はソラ編もリク編もクリアできたんですよ!それなのに今回はなぜ・・・年齢と共に腕が衰えたとしか思えない・・・。
挫折してしまいましたが、この作品はかなり重要なストーリーを含んでいるので、プレイ動画を参考にさせていただきつつ、ストーリーをメモしておきます。
ソラ編
前作「キングダムハーツ ファイナル」の続きのシーンから始まります。
ソラとドナルドとグーフィーが、王様とリクを迎えにいく方法を考えながら歩いていると、見知らぬ黒フードの男が現れ、ソラ達は「忘却の城」へと導かれました。
「忘却の城」の中を進んで行くにつれ、ソラ達はこれまでのいろいろな記憶が失われていき、それと反して、ソラとリクの幼馴染にナミネという少女がいたという記憶が甦ってきます。
ナミネは忘却の城にいる黒いフードの男達の組織「ⅩⅢ機関」の元で囚われているのだということがわかり、ソラはナミネを助けるために城を進んで行きます。
ソラ達をこの城へ導いた黒いフードの男は「ⅩⅢ機関」のマールーシャという人物で、
記憶を書き換える能力を持つナミネを利用し、キーブレードを持つ勇者ソラを手に入れようとする計画を立てていました。
この計画には他にも「ⅩⅢ機関」のラクシーヌ、アクセルなどが関わっています。
しかしアクセルの裏切りにより解放されたナミネはソラの元へ向かい、自分は存在せず、ソラの大切な記憶を嘘の記憶にすり替えていたのだという真実をソラに告げます。
ソラにとって大切な存在はナミネではなく、カイリだということを思い出すソラ。
その後ソラはラクシーヌとマールーシャを倒し、ナミネはソラを白い花の形をしたカプセルの前へ連れていきます。
このカプセルの中で眠れば、この城での記憶は無くなるけれど、嘘の記憶をほどいてバラバラにし、再び繋ぎ直して元の大事な思い出を取り戻せるとソラに言いました。
ソラはナミネにすべてを任せ、カプセルの中で長い眠りにつきました。目覚めたときにはナミネのことを忘れているだろうからジミニーメモに「ナミネにお礼を言う」という言葉を書き残し、そして今度は嘘ではなく本当の友達になるという約束をして。
リク編
光と闇のはざまで目が覚めたリク。一緒に闇の世界に残されたはずの王様の姿はありません。そこに謎の声が聞こえ、リクは真実の扉の鍵を示されます。
忘却の城の中にでたリクはそこでアンセム(前作のラスボス)と対面。
アンセムはリクを再び闇に引きずり込み、体をあやつることが目的のようです。
リクがアンセムに苦戦しているところへ王様(ミッキー)が現れ、助けてくれました。
城を進んでいくと「ⅩⅢ機関」のヴィクセンによって作られたリクのレプリカが現れ戦いを挑んできます。
※リク編に登場するヴィクセン、ゼクシオン、レクセウスは「ⅩⅢ機関」のメンバーですが、ソラ編で登場したマールーシャ達とは別の勢力のようです。(ヴィクセンはソラ編でアクセルに倒されました)
ゼクシオン達はマールーシャ達がソラを手中に収めようとしている計画に気づき、それに対抗するためにリクを手に入れようとします。
リクはレクセウスを倒し、ゼクシオンとも対戦しますが苦戦しているところへカイリの「光と闇を恐れないで、共に君の力になるから」という声が聞こえました。リクは自分の中にある闇を消そうとしないで、まっすぐ見つめていくことを決意し、闇の力でゼクシオンを倒します。
光と闇のはざまでリクに語りかけていた謎の声の正体はディズという男でした。
ディズからナミネに会うように言われ、ナミネのいる屋敷へやってきたリク。
ソラが眠っているカプセルの前で、ナミネはリクにリクの心に鍵をかけてアンセムが出てこられないようにして記憶と一緒に闇を封じ込めることできるけれど、その代わり忘却の城での出来事は忘れてしまうので、どちらか選ぶように言います。
リクは「心の鍵なんていらない。俺はアンセムと戦う」と答え、闇に立ち向かう決意をするのでした。
リクはナミネにソラのことを頼んで別れたあと、王様とディズに再び会いました。
ディズはリクと王様に、存在しない者の衣をまとえば「ⅩⅢ機関」の目と鼻をごまかせるはずだと言って「ⅩⅢ機関」のメンバーが着ている黒いフードの衣を渡しました。
彼らもまた闇に飲み込まれないようにこの衣をまとって身を守っているのだと言います。
その後、アンセムと決着をつける戦いに勝ったものの、リクの心の中にまだアンセムの気配は残ったままでした。王様はその闇はリクのものだと言い、「キミが選んだ道は、光と背中合わせの闇が誰も知らない姿で触れ合う可能性に繋がっているのかもしれない。その道の先にあるものを僕も見てみたいよ。キミと一緒に歩きたいんだ」とリクに手を差し出しました。
リクと王様は黒いフードの衣をまとい、光と闇の中間の道・・・夜明けの道を歩いていくのでした。
これで「キングダムハーツ チェイン オブ メモリーズ」は終わりで、次の「キングダムハーツ 358/2days」へと続きます。
今回、リク編で登場したディズの正体についてはまだ不明で敵か味方かも分からないといった感じですが、とりあえずリクが王様と一緒にいることに安心しました。
王様がいればリクが闇に飲み込まれてしまうことはなさそうなので・・・。