オーディンスフィア レイヴスラシル 3
第3章 妖精の国の物語
はい、3番目は妖精の国リングフォールドの王女メルセデスが主人公の物語です。
左の女の子がメルセデスです。
まだ幼く戦争のこともよくわかってないメルセデスですが、コルドロンを巡る戦いで
母である女王エルファリアが魔王オーダインに殺されてしまい、幼いながらもリングフォールドの新しい女王となりました。
まだ幼い女王の誕生に宮殿では不安の声も聞こえます。
そしてこういう状況において付き物なのが、権力を持つ臣下の陰謀なわけですが、この物語でもやはり前女王エルファリアの従兄弟であるメルヴィンが権力を振りかざしております。
メルヴィンと一緒にいるのはオズワルドじゃありませんか!
時系列的にはワルキューレ編より前のお話ということですね。オズワルドはメルヴィンの部下だったのか。
メルヴィンは「全て自分に任せて休んでいてください」とメルセデスを邪魔者扱いしますが、自分なりになんとかしたいと悩むメルセデス。「魔術師ベルドーに協力を求めてみては?」という家臣から助言を受けます。
魔術師ベルドーに会いにイルリットの深い森へ行くと、道中でカエルに驚いて大切な弓を池に落としてしまいました。
池の中では自分で探しにいけないので「一つだけなんでも言うことを聞く」という約束でカエルに弓探しを頼みました。
小さいカエルがいったい池の中からどうやって弓を引き上げるんだよということはとても謎ではありますが、そもそも言葉が話せるところから謎なのでまあいいでしょう。
そうしているところへ探していた魔術師ベルドーが現れました。
しかし魔術師ベルドーはすでにメルヴィン側についており、暴竜ベリアルを使ってメルセデスを殺そうとします。
危機一髪、カエルが池の中から弓を引き上げてメルセデスへ渡し、ベリアルを倒すことができました。
その後、宮殿でメルヴィンの叛乱を鎮圧させることにも力を貸してくれたカエル。
約束の「一つだけ願いをきく」というカエルのお願いは「自身の呪いを解くためにチューをしてくれ」というよくあるパターンでした。
しかし「心の準備をするから時間をちょうだい・・」とカエル相手に乙女なセリフでチューを先延ばしにするメルセデスであった。
まあこんな顔でせがまれればカエルでなくとも先延ばしにしたくなりましょう・・・
その後、宮殿がドラゴンに襲撃され、暴竜ワーグナーと話をするためウィンターホルンの尾根へ。
「お前では鱗一つ傷つけられまいが我が逆鱗には触れたぞ」となにやらうまいことを言うワーグナー。
「その武器で何をするのか」というワーグナーの問いに「魔王を倒します」とメルセデスが答えると、ワーグナーは笑って飛び去っていきました。
そしてこんな山頂までメルセデスを心配してカエルがやってきましたが寒さに弱いのでダウンしてしまいました。
魔王を倒す力を手にれるために、死の国にいる鍛冶師ブロムに力を借りることにしたメルセデス。まずは死の国へ行くために魔術師ベルドーへ会いに行きます。
しかしベルドーはメルセデスに協力するどころかベリアルを使って殺そうとしてきました。
ここでもまたまたカエルが助けてくれまして、ベルドーがメルセデスに魔法をかけようとしたとき、カエルがプーカの呪いをベルドーにかけたのです。
ん?プーカの呪い・・・?
力尽きてその場に倒れてしまったカエルの姿に心を打たれたメルセデスはついにカエルにチューをしました!
するとカエルの呪いが解け、人間の姿へと変わりました。
やっぱりおまえか!
というわけで、それは2番目の物語でコルネリウスにプーカの呪いをかけたベルベットの弟のイングウェイでした。
イングウェイの姿を見て頬を赤く染めるメルセデス。さっきまでカエルだったことなど忘れたかのよう。しかしイングウェイは「やることがある。また会えるさ」といって去っていきました。
これは今までの物語と同様にイングウェイとのラブラブハッピーエンドな予感と思っていたのですが、実際は恐怖に打ち勝ち、母の仇である魔王オーダインを倒してメルセデスは真の女王として成長したといったエンディングでした。
前回、早くも戦闘に飽きてきたというようなことを書いたのですが、今回のメルセデスは弓で魔弾を放つ遠距離タイプの攻撃だったので新鮮でしたよ!
ただやっぱりステージ構成は同じなので、そこらへんは飽きてきますかな・・
今まで出てきたキャラが複雑に絡んでくるので、ストーリーは面白いですね。
メルセデスとイングウェイの再会もきっとこの先あるんじゃないかなあと思います。